気づけば、見知らぬ場所に立っている。
冷たい石の床。
高くて、静かな天井。
空気が違う。
さっきまでいた家とは、何もかもが違っていた。
胸の奥が、きゅっと締めつけられる。
ミラ:(……ここ、どこだろう)
その時──
リリス:「ミラ、ついてくるのじゃ! 今日からわらわの妹じゃからな!」
ボクは驚いたが、この自らを姉と名乗る少女に、なぜか悪い気はしなかった。
小さく、こくんと頷く。
周りを見渡すと──
さっきまでいたはずの強面の大男の姿が見えないことに気づいた。
ボクは驚いたが、この自らを姉と名乗る少女に、なぜか悪い気はしなかった。
小さく、こくんと頷く。
周りを見渡すと──
さっきまでいたはずの強面の大男の姿が見えないことに気づいた。
ミラ:「さっきの……大きな男の人は?」
リリスは胸を張って答えた。
リリス:「わらわの父上じゃ! 父上はいそがしくてのう。もうここにはおらんぞ?」
あっさりと言うその口調に、少しだけ驚く。
でもすぐに、リリスはボクの手を取って──
ぐいっ、と引っ張った。
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